カードローンや銀行、質屋や家族など、お金を借りる方法はいろいろあります。SNSなどでは「お金をあげます」などの情報もあるほどです。
お金を借りる方法はいろいろあっても、どれを選択すればよいのかわからないという人もいるでしょう。
中には避けた方がよいものや条件次第で借りられないものもあります。またできれば即日融資ができる、利用しやすいなどのメリットがあった方がよい場合もあるでしょう。
お金を借りる方法にはどのようなものがあるのか、それぞれのメリットや注意点について解説します。
お金を借りる方法として便利なのが、カードローンです。審査はあるものの、通過すれば借入ができます。限度内であれば何度でも借入・返済が可能。カードレスで利用できるケースも増え、スマホがあればすぐに借入できるカードローンなどもあり、便利に利用できるでしょう。
カードローンには大きくわけると、消費者金融カードローンと銀行カードローンがあります。それぞれ異なる点もあるので、特徴やメリットを踏まえて選択しましょう。
消費者金融カードローンの主なメリットには、次のような点があります。
すべてのカードローンが上記のようなサービスを提供しているわけではありませんが、消費者金融カードローンは利用者が使いやすいサービスを充実させている点が特徴です。
特に今すぐにでもお金を借りたい場合、審査時間が短く即日融資が可能な消費者金融カードローンはおすすめです。中には在籍確認を電話ではなく書類などでおこなうカードローンもあり、会社などにバレたくない人にとっては安心できる点もメリットでしょう。
ただし、貸金業法に則った貸付をしているので、総量規制を超えた貸付はできません。前提として安定した収入が継続的にあることが条件です。
おすすめのカードローンとしては次の7つがあります。
三井住友カード「カードローン」は、消費者金融カードローンではなくクレジットカード会社が提供するカードローンですが、低金利でWeb申込ができるなどメリットも多いのでおすすめです。
銀行でもカードローンを提供しています。消費者金融カードローンが貸金業法に基づき貸付をするのに対し、銀行は銀行法に基づいた貸付をしています。
銀行カードローンのメリットは金利が安いこと。消費者金融カードローンの上限金の相場は18.0%に対して、銀行カードローンは14.0%~14.5%です。銀行という安心感もメリットでしょう。
デメリットとしては審査に時間がかかること。銀行カードローンは即日融資には対応していないので、すぐにお金を借りることはできません。
国や自治体からお金を借りる方法もあります。公的支援制度であれば無利息もしくは低い利息でお金を借りることが可能です。
主な制度には次のようなものがあります。
ただし条件が合わないと利用できないのがデメリットです。自分に適した制度を探してみましょう。
インターネットで検索すると、個人間融資ができる掲示板があります。審査なしで手続きなどもなく、電話やメールで連絡を取り合い、お金を借りられる点に魅力を感じる人も多いでしょう。
しかし、手軽に利用できる反面、危険が多くひそんでいることを忘れずに。責任はすべて自分にあるため、トラブルが生じても自分で解決しなければなりません。
相手が誰か、どのような人なのかわからないのですから、高金利であったり、騙されたり、犯罪に巻き込まれたりする可能性があります。もしかしたら闇金かもしれないのです。そのような危険な掲示板は利用しないようにしましょう。
カードローンや公的支援制度のほか、身近にもお金を借りる方法があります。家族や友人から借りるのも方法の一つですね。お金を借りるいろいろな方法を紹介します。
質屋は品物を預けることでお金を借りるシステムです。期限までに利息と元金を返済すれば、預けた品物は戻ってきます。品物は戻ってこなくてもよいと思えば、返済もせずにすみます。
審査や手続きなどもなく査定をするだけなので、10分~15分程度でお金を借りることが可能です。ただし買取と比べると7~8割程度の金額になります。
親や兄弟・姉妹、友人などにお金を借りるのも一つの方法です。「親に心配させてしまう」「恥ずかしい」など精神的負担はあるかもしれませんが、金額によってはすぐに貸してくれるでしょう。
友人の場合は周りに言いふらされるなどの心配のない、信頼できる人を選びましょう。誰から借りるとしても返済はきちんとすることが大切です。いつまでに返済できるかも伝えておきましょう。
郵便局には貯金担保自動貸付け、という制度がありお金を借りることができます。しかし借りられるのは、ゆうちょ銀行に担保定額貯金や担保定期貯金を預け入れしている人が対象。預け入れしている金額の90%以内の借入が可能です。
定額貯金や定期貯金があれば、通常貯金の口座に20万円しか入ってなくても、25万円を引き出すことができるシステム。5万円は自動で貸付となります。ただし、返済をしないと定期預金が減っていくということを忘れないようにしましょう。
定期貯金が担保となるため、審査も不要です。借入を希望する場合は、総合口座通帳に担保となる定期貯金または定期貯金の預入が必要なので、貯金窓口で手続きをします。手続きが完了すればすぐに借入も可能です。
会社によっては従業員貸付という制度があります。社内貸付制度や社内融資などといった名称がついている場合もあります。利息は低いのが一般的ですが、借入可能金額や借入の条件などは会社によって異なるので、勤務先の規定を確認してみましょう。
従業員貸付制度を導入していない会社でも、給料の前借りが可能なケースもあります。前借りの場合は給料から差し引かれてしまうので、その月の生活費などを考慮した利用が必要です。
例えば看護師などの専門職の場合、看護師転職サイトを利用しての転職活動がおすすめです。
交番でもお金を借りることができます。とは言っても、カードローンのような借入ができるわけではありません。財布を落とした、盗まれたなどのトラブルで家に帰れないときなどに、公衆接遇弁償費として借りることができるということです。
帰宅するのにお金が必要であることがわかれば、審査などはないのですぐにお金を借りられます。お財布を落として家に帰れないなど困ったときには、交番に行って相談することをおすすめします。
SNSなどで「お金をプレゼントします」「お金をあげます」という人がいます。多くはフォローやリツイートなど条件があり、条件を満たした人の中から抽選で現金をプレゼントするというもの。
魅力的に思える話ですが、安易に応募したり、クリックしたりしないようにしましょう。なぜなら、詐欺の可能性が高いからです。
本当にお金を配っているケースや知名度アップが目的の場合もあります。しかし詐欺だった場合、個人情報を盗まれて悪用される、手数料などを取られるなどのトラブルに巻き込まれることもあるので注意が必要です。
お金を借りる主な方法として、カードローンがあります。消費者金融カードローンなら最短即日融資も可能で早急に借りたい人におすすめ。ほかにも銀行カードローンや公的支援制度を利用するなどの方法もあり、選択肢はいろいろです。
ただし、掲示板での個人間融資や現金プレゼントなどに応募するのは危険です。闇金から借りることになったり、個人情報を盗まれたりする可能性もあるので注意しましょう。
さまざまな選択肢の中で借りる際には、信頼できることや便利に利用できるところから借りるようにしましょう。
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